Ayasa ALBUM インタビュー

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Sword of the Far East を卒業後、ソロとして初めてアルバムリリースを迎える今の心境を教えてください。

そうですね…とにかく嬉しいというか。やっとアルバムリリースできたなという感慨深さがあります。

タイトル「CHRONICLE Ⅰ」には、どんな想いが込められていますか?

この「CHRONICLE」というのは年代記いう意味です。自分のヴァイオリニストとしての歴史書です。それの記念すべき1作目という感じなのです。もちろん今回の「CHRONICLE Ⅰ」は大事なアルバムなんですけど、これをⅡ・Ⅲ・・・と、どんどん続けて頑張っていきたいなという気持ちが込められています。


▼では、それぞれ楽曲について教えてください。▼

「chronicle」

「chronicle」という曲は、今は壮大なオーケストラアレンジみたいになっていますが、最初に送られてきたときは全然そうじゃなかったんです。初めてその曲を聴いたときに「これモンハンっぽいですよね〜」って話していて。私はゲームとかアニメがすごく好きで、ゆくゆくは挿入歌だったり、タイアップを取りたいという自分の夢があるので、すごくドンピシャな曲だなぁと思いました。さらにド派手にするためにストリングスアレンジとかしたら面白いんじゃないかと思って、今の「chronicle」が完成しました。

「Re:Birth」

私がSword of the Far East を卒業して、ソロになって、自分のオリジナルの曲をこれから増やしていこうという時、一番最初に聴かせてもらった曲なんです。違和感なくというか、すごく自然に「あ、もうこれ自分の曲だな」って勝手に思って(笑)なかなかインストの曲でヴァイオリンがメインの良い曲ってやっぱり少ないじゃないですか。言ってしまえば今までSword of theFar East でやってきた自分らしさもありつつ、そこにZENTA さんという新しい方の要素が入って、「この曲をスタートにしよう」って無意識にこれが自分のなかの1曲目になっちゃってたみたいな(笑)

「代わり映えのしない日々」

今まで自分で作曲をしたことがなくて。
今回せっかくソロになってアルバムを作るのなら1曲くらい自分の名前を入れたいです、と駄々をこねまして。
それで昔ストリートライブをしてた時に、ふと思いついたフレーズが自分の中にずっとあって、絶対に歌えないんだけどヴァイオリンだからこそカッコイイ感じのフレーズみたいな。そこからZENTA さんと一緒にAメロ、Bメロ、サビを考えていって…という曲なので、この曲は「自分が初めて作曲からやりました」って言えます。
「CHRONICLE Ⅰ」だから作れた曲という感じがします。

「千年ワルツ」

寂しい曲なんですよ。ワルツの3拍子でリズム的にもノリやすい曲でもありますが、構成だったりメロディーの構築とかがすごい切ない感じの曲で。
明るい曲は大事で盛り上げれるし楽しいんですけど、ヴァイオリンを弾くときに一番感情が込めやすいのは切ない曲だったりします。とことん泣ける曲にしたいと思って。一番最後に少しヴァイオリンの音色をいじって終わるようになってますが、ここがレコーディングする時までこのセクションはなかったんです。レコーディングをしているときにいきなりイメージが降ってきて(笑)「これ最後にもう一回Aメロを懐かしい感じの音色で繰り返したいですよね」みたいな。だから時間はかかりました(笑)
自分の中では人魚姫が最後泡になっていくイメージなんです。そこを聴いて欲しいです。

「Rosenkreutz」

この曲は私の個人的にドタイプの曲なんです。
Twitter とかブログとかでわかると思うんですけど、私ビジュアル系がすごく好きで(笑)。あとゴシックな感じのデザインだったり服とか。
海外のバンドの「Evanescence」とか、日本だと「ALI PROJECT」とか、ゴシック調の強いアーティストが大好きなんです。デモを聞いた時に「これは絶対アルバムに入れる!」と思って。一番練習したかもってくらい好きな曲ですね。8月のサザンテラスで行ったライブではまだ出したくなくて、10月のワンマンライブで初披露させてもらったんですけど、本当に幸せでした。(笑)

5 曲の中で特にお気に入りまたは思い入れのある曲はありますか?

「Rosenkreutz」….いや、どうなんだろ。でも…全部なんですよね、今回に至っては。思い入れがあるってなったら、自分が作曲した曲とかもあるんですけど、やっぱり「Re:Birth」かもって思います。デジタルシングルでリリースもさせてもらったので。初めてソロのAyasa という表記でリリースした曲というのもあるので、「Re:Birth」かなぁ。

今回のアルバムでここを一番大事に聴いて欲しいというポイントはありますか?

私が普段使っている5弦ヴァイオリンで録った曲と、クラシックの時に使っていた4弦のヴァイオリンで録った曲があるんです。今回アルバムで4弦の音も聴いて欲しいなという気持ちで何曲かは4弦ヴァイオリンを使って録ったというのもあるんですけど、それと同時に今の自分は5 弦ヴァイオリンを弾くヴァイオリニストだと思っています。5弦は4弦に比べて値段や楽器の持つ歴史ははるかに劣っているんですけど、それぞれの良さを是非聴き比べてもらいたいです。

一言で表すとするとどんなアルバムでしょうか?

「ヴァイオリニストAyasa の現在とこれから」って感じですかね。すごいかっこよくまとめてみたんですけど(笑)
ほとんどの方はSword of the Far Eastの時から私を知っている方が多いと思うんですよ。4年間やってきて、最初なんてだめだめだったので、そこから多少なりとも成長して、卒業して、ソロになった今の自分、という成長の証ががっつり入っていると思います。それプラスもっと今まで以上に自分の意思を入れていきたいなという感じがあります。

制作を終えて、これからの活動についてや自分の中の想いなど何か変わりましたか?

今回のアルバムを作るにあたって、ミーティングとかレコーディングも時間掛けてやって、MIXとか自分もチェックするところに参加させてもらって。今までよりも1曲1曲ができるまでの歴史に関われたので、どの曲も同じくらい大事なんだな、というのを改めて感じました。なので、今まで以上にいろいろな方の曲を1曲1曲もっとちゃんと聴こうと思いましたね。

最後にアルバムを聴いてくださる方へメッセージをお願いします。

まずは、本当にお待たせしました!
そして何回も言っているのですが、今までの私と、ソロになって今までのものを引き継ぎつつ、新しいこと、楽しいことにチャレンジしていきたいな、と思っているAyasa の記念すべき1枚目のアルバムです。とにかく沢山の方にいっぱい聴いて欲しいなと思います。
もし「自分はこの曲をこう思いました」とか感想があったら次の作品へつながるので、是非ライブのときやTwitter やブログで教えてもらえたら嬉しいなと思います!

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